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治療の部屋















アキレス腱炎・周囲炎

症状

・ふくらはぎの筋と踵骨をつなぐ厚い腱
 の部分(アキレス腱)に起った炎症
 です。(右図参照)

・痛みは運動することにより起り、腱周
 辺が腫れてくる。さらに悪化すると発
 赤がでてきます。
         
・腱を触るとゴロゴロしたりすれるような
 感じがします。
        ↓
・さらに進行すると

 腱が硬くなり、うずくような感覚。
 腱が変性を起こし、触ると痛みが増
 強します。

 ※ここまで来ると日常でも階段を
  上がったり、上り坂でも痛みが
  あります。


原因


□使いすぎが最も大きな原因です。

□腓腹筋、ヒラメ筋のストレッチ不足
  (伸展性の低下)

□ハイアーチや過回内足の解剖学的
  異常によるもの。

□すり減った靴、底が硬い靴などを
 使用。

□アップ不足によるもの、外気温の
 低下などが考えられる。


予防法を考える


1、腓腹筋-アキレス腱の筋力強化とス
  トレッチ

2、2種類のストレッチ(下記参照)
  ヒラメ筋のストレッチ(下記1)

3、疼痛部位のアイスマッサージ

4、靴の紐を強く結びすぎない

5、脚長差を見直し、筋力プログラムを
  再検討する。
6、シューズを見直す


治療について


1、ストレッチを念入りにする。
  (右記参照)

2、腓腹筋、ヒラメ筋の硬結、緊張
  を見逃さない。

3、低周波や針による筋パルスを行う
  場合、リズミカルに痛みが出ない
  ように行う。

4、注意
  腱が硬結してくると痛みが和らぐ
  ので気をつけて観察。