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治療の部屋















テニス肘(上腕骨外側上顆炎)

症状

・肘の外側の隆起する炎症で徐々に
 痛みが現れる。
 (右図参照)

・ドアのぶを回したり握手する時にも
 痛みがでてくる。

・他のラケットスポーツ
 スカッシュ、ラケットボール、ゴルフ
 でも見られる。

注意
 上級レベルのかたでまれに
 肘の内側に痛みが生じる。
         ↓
 フォアハンドストロークによるトップ
 スピンによるもの。



原因


□肩の筋力と伸展性の低さ。

□前腕の筋への反復するストレスに
  より生じる。

□適切なコンディショニングが実行さ
  れていな。

□道具、技術の原因。

□誤ったバックハンド技術
  (手関節主動型)
 


予防法を考える


1、症状が出てきたらできるだけ早く
  アイスマッサージをする。
  (圧迫・拳上は必要ない)

2、ストレッチ・筋力強化を行う
  (下記参照))

3、ラケット・弦の張力見直し
  ・グラファイト性の軽いラケット
  ・16ゲージナイロンで調整

4、グリップの見直し
  専門の先生にアドバイス頂く
  参:3指4指先端〜3指手掌基部

5、スイートスポットで打つようにして
  打ち終わった後のフォロースルー
  をきちっとする。途中で止めない。

6、肩・上肢・背中・股関節の伸展性
  の向上と筋力アップが必要です。


治療について


1、テニス肘は早期に治療を開始する。
  (腱の部分に瘢痕ができ、治りに
   くい)

2、前腕伸筋郡、橈側手根伸筋に低周
  波、針による筋パルスを行う。
  ※求心性のマッサージもOK。

3、腱の付着部にアイスマッサージが
  有効である。

4、テニス肘用バンド(ストラップ)は
  症状の緩和に有効。

5、肩、上肢の伸展性と筋力アップ



ストレッチ例


前腕のストレッチ-1

前腕のストレッチ-2

筋力トレーニング

伸筋例     屈筋例